こんにちは☀️
みなさんは自分の口臭が気になったことはございますか?
健康な方の口臭は、舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌についた白い汚れが主な原因と言われています。
舌苔は食べ物や唾液の成分、お口の粘膜が剥がれたもの、細菌がついた集合体で形成されています。薄く付着している状態は正常です。
舌苔がついたままだとどうなる?
①口臭の原因になる
舌苔があると、細菌が繁殖しやすくなり、口臭の原因となります。
②味覚の低下
舌の表面に汚れが溜まると、味蕾(味を感じる器官)が覆われてしまい、飲食物の味を感じにくくなることがあります。
③口腔内環境が悪化
舌苔が多いと口腔内の細菌が増え、歯周病や虫歯のリスクを高める可能性があります。
正しい舌清掃のポイント
▪︎舌ブラシや舌クリーナーを使用する
舌の清掃には、専用の「舌ブラシ」や「舌クリーナー」を使用するのがおすすめです。
歯ブラシで代用することもできますが、歯ブラシは毛が硬く、舌を傷つけることがあるため歯ブラシの硬さ選びや力加減に注意が必要です。
▪︎奥から手前にやさしく掃除する
舌クリーナーを使い、舌の奥から手前に向かってやさしく動かします。ブラシを手前から奥に動かしたり、前後に往復させるのはやめましょう。舌苔の中に含まれる細菌を喉の奥に押し込んでしまう恐れがあります。
▪︎舌清掃はやりすぎてもよくない!1日1回が目安
何度も舌をこすると粘膜を傷つけてしまうこともあるので、1日1回を目安に舌の汚れが気になるときに行いましょう。
舌のお掃除は、口臭予防や味覚機能の維持を維持するためにも口腔内の健康に欠かせない重要なケアの一つです。
毎日の歯磨きと併せて、ぜひ取り入れてみてください。
引用:公益財団法人ライオン歯科衛生研究所ホームページ
https://lidea.today/articles/713