こんにちは☀️

今回は妊婦さんに関するお話をしていきます。

妊娠中はホルモンバランスの変化によって歯周病になりやすいことをご存知ですか？

◇妊娠性歯肉炎◇

妊娠中は女性ホルモンが血液中に多く、お口の中にいる歯周病菌の一部がこれらのホルモンを好み、栄養源とし、細菌が増殖しやすい状況になります。その上、妊娠中はつわりで歯磨きが不十分になったり、唾液の性質が変化し、お口の中が不潔になりやすく、歯肉炎になりやすいです。

◇妊娠中の歯周病が胎児に与える影響◇

妊娠中の歯周病は早産や低体重児出産のリスクを高めることが報告されています。

妊娠性歯肉炎は一般的に歯肉炎と同じで、歯茎のみが炎症を起こしています。しかし悪化して歯を支えている骨まで波及し、歯周病にかかると、母体だけではなく、胎児にも影響を及ぼします。

◇妊娠中の歯周病予防◇

妊娠中は歯周病にかかるリスクが高くなり、胎児にもリスクがあるため、妊娠前よりも念入りに歯磨きをしっかり行う必要があります。

つわりがあり磨けない場合はうがいをしたり、小さめの歯ブラシで磨く、調子がいいときに磨くなど対策しましょう。

安全な出産を迎えるためにも

安定期に一度歯科医院でチェックしてもらいましょう🦷🪥