今回は歯周病と喫煙の関係についてお話します🦷🚬
喫煙者は非喫煙者よりも歯周病にかかりやすく、悪化しやすいことが分かっています。
◇喫煙が歯周病に与える影響◇
1日10本以上の喫煙 ↑5.4倍
10年以上の喫煙 ↑4.3倍
日本臨床歯周病学会の報告によると
非喫煙者に比べ、喫煙者の歯周病にかかるリスクは上昇すると言われています。
タバコを吸う本数が多く、喫煙年数が長いほど、歯周病にかかる可能性は高くなります。
◇歯周病が悪化する物質◇
タバコに含まれる成分により、歯の周りの血流が悪くなり、十分な栄養や酸素が不足します。
歯茎からの出血は歯周病でよく見られる症状ですが、喫煙者の場合、ニコチンの作用により血流が悪くなっているため、初期段階で気がつけないことがあります。
また、白血球の機能が低下し、抵抗力も弱くなるため、歯周病にかかりやすく、症状も悪化しやすいです。
◇定期検診の重要性◇
このようにタバコは歯周病に対し、悪影響を及ぼします。
喫煙者の方が歯周病治療を受ける場合、治療の改善が得られにくいです。
また、気がつかないうちに歯周病が進行している可能性があります。
ぜひ歯科医院で歯の定期検診を受診しましょう!