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部分矯正

部分矯正

部分矯正とは

部分矯正とは部分矯正は、前歯の歯並びを整えることに特化した矯正治療で、プチ矯正とも呼ばれます。前歯は奥歯に比べて根の形がシンプルで動きやすいため、治療期間が短く、費用も抑えられるのが特徴です。
全顎矯正に比べると適用できるケースは限定されますが、適した症例では非常に効果的な治療法です。

このような方におすすめです

  • 前歯だけを整えたい方
  • 前歯の歯並びに乱れがある方
  • 前歯の隙間が気になる方
  • 短期間で歯並びの見た目を改善したい方
  • 費用を抑えたい方

部分矯正が適しているケース

軽度の八重歯・ガチャ歯の矯正

犬歯が外側に飛び出ている八重歯や、でこぼこした歯並びは、部分矯正で整えることが可能です。
必要に応じて、歯を動かすためのスペースを作るためにエナメル質を少し削ることがあります。

すきっ歯

歯と歯の間に隙間があるすきっ歯も、部分矯正で隙間を閉じることができます。

前歯が1本だけねじれている

捻転歯と呼ばれる状態で、前歯がねじれている場合も部分矯正で治療が可能です。
スペースが不足している場合は、エナメル質を削って調整します。

前歯が少し出ている

前歯の傾きを改善することで、少し前に出ている状態を治すことができます。
ただし、顎全体が前に出ている場合は適用できません。

前歯が大きい

前歯が大きいために歯がきれいに並ばない場合、エナメル質を削ってスペースを作り、歯を動かします。

部分矯正の
メリット・デメリット

メリット

短期間で治療できる

前歯は奥歯に比べて動きやすく、治療期間は3〜12ヶ月と比較的短期間で終わることが多いです(歯並びの状態により異なります)。


費用を抑えられる

装置を装着する歯の本数が少ないため、それだけ治療費を抑えることができます。


痛みが少ない

前歯は動かしやすいため、歯を動かす際の痛みが軽減されます。
装着直後に痛みや違和感を感じることがありますが、多くの方は数日で慣れます。


装置が目立ちにくい

装置を装着する歯が少ないため、全顎矯正に比べて目立ちにくくなります。透明なマウスピース矯正を使用することで、さらに目立ちにくくなります。


むし歯リスクをコントロールしやすい

マウスピース矯正の場合は取り外しが可能なため、食事や歯磨きの際に外すことで、虫歯や歯周病のリスクをコントロールしやすくなります。ワイヤー矯正の場合でも、全顎矯正よりも清掃がしやすく、口腔内を清潔に保ちやすいです。

デメリット

適用できない場合がある

部分的な歯並びの乱れがあっても、重度の場合には全顎矯正が必要となることがあります。
さらに、全体的な歯の移動が求められるケースや、骨格に大きな問題がある場合には、部分矯正では対応できないことがあります。

部分矯正の種類

マウスピース矯正

マウスピース矯正透明なマウスピースを使用して歯並びを整える治療法です。マウスピースは目立ちにくく、取り外しが可能なため、日常生活での不便さが少なく、歯磨きも容易です。
見た目を気にせず矯正治療を進めたい方に最適です。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正ブラケットとワイヤーを使って歯を動かす矯正治療です。前歯だけの部分矯正にも対応しており、白いワイヤーを使用することで見た目の違和感を軽減できます。
歯並びを確実に整えたい方に適しています。